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【リサイクル着物の寸法について(身丈について詳しく解説編)】

 
リサイクル着物はもちろん新しいものも多く流通しておりますが、昔と比べて現代人は手足が長くなり背も高くなっているため、少し昔のものは身丈が短めのものが多く、そういうものは比較的安価な価格がつけられているので小柄な方は狙い目です。逆に身丈がたっぷりとれるものは若干高めの値段設定になっていることが多いようです。

先週も書きましたように、身丈の目安としては身長±5cm程度といわれておりますが、着付けに慣れている方なら±10cm程度でも腰紐を少しずらしてお召しいただけます。しかしながら着付けに慣れていない方は着崩れやすくなりますので通常は±5cm程度にしておいたほうが無難です。

よく「身丈を後どれだけ出せますか」という質問をいただきますが、着物は元々腰のあたりにある内揚げ部分を解けばある程度身丈を伸ばすことができるように仕立てられております(リサイクル品は元々生地があまりなくて入っていない場合もありますので詳しくは販売店にお問い合わせください)のでその生地さえ入っていれば出そうと思えば出すことは可能です。

ただ、腰のあたりの生地を出すためには身頃の縦の縫い目を全て解いて衿も外す必要がありますので袖以外はほぼ全て解いての仕立て直しということになります。また、長くする場合に限っては、胴裏にもその分の縫込みがあればラッキーですが、ない場合は胴裏を新しく変える、もしくは継ぐ必要があります。つまり全部解体してバラバラにするぐらいの大手術が必要になり、胴裏も必要になる=お直しの費用も一から仕立てる以上の費用がかかってくるため、よほどの逸品でほとんど手に入らないような珍しいものでないとあまりお勧めできません。

たまに前だけ、もしくは後ろだけ内揚げが取られていることがありますが、前後どちらかだけ内揚げがあっても身丈直しはできません。衿をつける衿肩あき部分が裁断されているため肩山をずらしては仕立てられないので、あくまでも必要な長さを前後それぞれの内揚げから出す必要がございます。

短くするのであれば、裾をだけをざっくりと切る方法も無くはないですが、あまり多く切ってしまうと今度は全体の身丈と褄下のバランスが悪くなるため1寸(約4cm程度)ぐらいまででしたら緊急回避的にそういう方法もありかもしれませんが、バランス的にあまりお勧めできない方法ですし、1寸程度ならわざわざお金をかけなくてもお端折りで対応してお召しいただくほうがいいと思います。