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【リサイクル着物の選び方(着物全般基本編)】


呉服店にお任せしていれば特に問題なく出来上がってきますが、リサイクル着物は一度は他人の手に渡っているもので、しかも仕立て上がっておりますので新品とは少し気をつける部分がございます(その分安く手に入るのですが)。この項ではリサイクル着物の選び方を解説いたします。
 

■まずは目的を明確に


まずはリサイクル着物を購入する目的を明確にしておきましょう。当然お召しになる方が多いと思うのですが、それ以外でも手芸の素材用、カラオケのステージ用、着付けの練習用などいろいろな目的があると思います。例えば手芸の素材用でしたら多少シミがあっても良いところだけ取って使えば綺麗な作品が出来上がりますし、カラオケのステージでしたら暗いステージで観客と2-3m離れているので多少のシミはわかりません。

綺麗なものばかりを選ぶのもいいのですが、やはりしつけ糸つきや全く汚れがないものとなると1万以上はしますので、ご自身がどういった使い方をするのかを明確にして、弊店でしたらランク分けをしておりますので「ランクB 訪問着」などと検索していただければ探しやすくなると思います。
 

■好みの色柄を選ぶ


これはごく当然ですね。いくら着物が好きでも嫌いな色や柄ですと全く楽しくありません。ご自身の好きな色、柄を選ぶためには品数が多い店で見た方がいいですが(弊店では7000点ほど在庫がございます)、弊店も出店している楽天市場やYahooショッピング、Wowma!などのショッピングモールですとたくさんのリサイクル店が出店しておりますので単独の店よりももっと多くの店の商品を選ぶことができます。ただし、シミなどの評価基準は店によってバラバラなことと、一つ一つの店が単独で運営されているので送料はその店ごとにかかりますのでご注意ください。

楽天市場やYahooショッピングですと、検索結果から好みの色だけを選んで表示することができますので、そういった機能を使うとより好みのものが探しやすいかもしれませんね。

 

■状態を確認する


リサイクルの着物の状態は様々ですので状態は十分確認する必要があります。ネット通販で購入する場合には店の方もできるだけ詳しく検品しているとは思いますが、細かい性格の店、大雑把な性格の店…というか、大きな店であれば商品登録担当が何人もおられることが多く、その検品に多少の差があるということは否定できません。もちろん商品登録を担当している方ならばある程度のクオリティは保っていると思いますが(ちなみに弊店は私一人で全商品の写真撮影から商品登録まですべてやっております)。

着物で特に汚れやすい部分はまずは衿山ですのでまずここをチェック。広衿の二つ折りの部分はファンデーション跡がついていることが多いのと、袖口内側の袖口布部分はよく気をつけてみる方がいいと思います。ネット通販をやっている店でしたらおそらくここは一番重点的に検品しているところと思いますが、実店舗で購入する場合にはこの部分は気をつけてみることをお勧めいたします。そして特に胸あたりと上前も目につきやすいところですのでよく点検しましょう。

通販でしたら返品を受け付けているところもありますが、実店舗ですと返品交換を一切受け付けていないところも多々ございますので、必ず店内で点検するようにしてくださいね。

 

■寸法を確認する


気に入った色柄のものを見つけたら寸法を確認しましょう。ご自身の大体の寸法はご存知でしょうか。着物は洋服と違ってそれほどサイズがぴったりでなくても着用することはできますが、やはりある程度はご自身の体格に合わせる必要があるでしょう。ここで一般的な寸法の目安を書いておきます。

・身丈 身長±5cm程度
例えば身丈156cmの着物でしたら約151cm-161cm程度の方に対応できます。着物に慣れた方ですと±10cmでも着用可能ですが、着崩れの原因となりますのであまりお勧めいたしません。寸法直しは衿や身頃を全てバラバラにする必要があり費用も高くなりますので、リサイクル品ではよほどの逸品以外はあまりお勧めいたしません。

・身幅 前幅22.5cm-24cm程度 後幅30.5cm程度

一般的に着物の身幅は前幅6寸-6寸5分(約22.5cm-24.5cm)程度、後幅8寸(約30.5cm)となります。標準体型からややふくよかな方あたりまではこの寸法で大体大丈夫です。前幅と後幅の比率が違う場合もございますので、例えば前幅24cm、後幅29cmなどでも構いませんので前幅+後幅で52cm-55cm程度が標準的と考えてもいいかもしれません。

訪問着や留袖など絵羽ものは注意が必要です。これらは「絵羽もの(えばもの)と呼ばれる着物を広げると一枚の絵になるもので、あらかじめ染められるときに綺麗に柄が合う寸法が大体想定されています。そのため、あらかじめ想定された寸法よりも広いものは少ないですし、ふくよかな方でもその寸法に体を合わせるというのが実際のところです。これは新品を別誂えしても同じです(柄の部分から自分で考えたフルオーダーは別)。

・裄
着物は体と寸法が合っていなくても着付けである程度は着ることができます。身丈はお端折りがあるので調節できますし、身幅も打ち合わせになっているので重ね方で調節できます。しかしながら裄は着方で調節するところがほとんどございませんので、まずはご自身の裄を知った上で着物選びをする必要があります。

裄が多少短くても当然着用はできるのですが、長襦袢が体に合っていて長着が短かった場合には袖口から長襦袢が少し出てきてしまいまが、これはできれば避けたい状態であまり美しいものではございません。とはいってもリサイクル品ですので100%自分の裄に合ったものだけを選ぼうとすると選択肢が狭くなり、安価に気楽に楽しめなくなってしまいます。

ですので、あくまでもご自身の裄は頭に入れておくにとどめて、±2cm程度でしたら許容範囲内と考えてもし長襦袢が少し長いなどの場合は長襦袢の肩口を糸や安全ピンでつまんで少し裄を短くして袖口から出ないようにするなどの工夫が必要になります。

 

■価格を確認する

最後に価格を確認…と言いたいところですがリサイクルショップの価格は本当に色々です。必ず丸洗いをしてシミのないものばかりを販売している店や、弊店のように素材用や着付けの練習用から逸品のものまで扱っている店など様々ですが、正直なところネットでパソコンやスマホの画面を見ているだけではわからないのが実情です(何回も購入している店だとある程度の検品の仕方やパソコンでの色の出方などが想像つくんですが)。

近い店だと実際に店頭に足を運ぶのもお勧めです。リサイクル店は新品の店と比べると入りやすいと思いますので、ぜひ一度店に足を運んでみてください。顔見知りになって雑談しているうちに着物の知識も自然に身についていく、ということもあるかもしれませんよ。


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