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【着物の寸法について(長着全般編)】


新品の別誂えの着物は呉服店におまかせしておけば安心ですが、リサイクル着物は仕立て上がっているものですので寸法を始め、多少の知識が必要です。もちろん店に質問すればきちんと答えてくれますが、やはりある程度の知識は必要です。ここでは特に長着に限定しておおまかに寸法の選び方を解説いたします(他で解説しますが、長襦袢やコート、羽織の寸法は長着とはまた違いますので注意が必要です)。

■裄(手の長さ)はできるだけ揃える

着物は体と寸法が合っていなくても着付けである程度は着ることができます。身丈はお端折りがあるので調節できますし、身幅も打ち合わせになっているので重ね方で調節できます。しかしながら裄は着方で調節するところがほとんどございませんので、まずはご自身の裄を知った上で着物選びをする必要があります。

裄が多少短くても当然着用はできるのですが、長襦袢が体に合っていて長着が短かった場合、当然ながら袖口から長襦袢が少し出てきてしまいます。これはできれば避けたい状態であまり美しいものではございません。とはいってもリサイクル品ですので100%自分の裄に合ったものだけを選ぼうとすると選択肢が狭くなり、安価に気楽に楽しめなくなってしまいます。

ですので、あくまでもご自身の裄は頭に入れておくにとどめて、±2cm程度でしたら許容範囲内と考えてもし長襦袢が少し長いなどの場合は長襦袢の肩口を糸や安全ピンでつまんで少し裄を短くして袖口から出ないようにすれば問題ありません。

■身丈は身長±5cm程度

着物の身丈は身長±5cm程度が標準です。慣れた方でしたら±10cm程度でも着用される方がおられますが、着崩れしやすくなるのでできましたら±5cm程度にとどめておく方が無難です。一つだけご注意いただきたいのは身丈には「肩から」と「背から」の2種類の寸法があること。「肩から」は肩山から裾まで、「背から」は背縫いの長さで繰越の分だけ誤差が出てきます。背からの寸法は繰越の大きさによって全体的な身丈も変わってきますので繰越の影響を受けない肩からの寸法を採用している店が多いですが、稀に背からの寸法を採用している店も多いので記載がなければ問い合わせてみましょう。

■袖丈は49cmが標準

現代では別誂えの場合、ほとんどが袖丈49cmで仕立てることが多いですが、昔はは背の高さなど全体的なバランスで袖丈を変えることが多く、当然リサイクル着物も様々な袖丈のものが多く販売されています。リサイクル着物を好む方はリーズナブルな既製品の長襦袢やコートなどを購入することも多いと思いますが、現在販売されている既製品はほぼ袖丈49cm用のもの一択で他の選択肢はありません。ある程度袖丈が合わなくても妥協するか、もしくは袖丈直しをしてすべて49cmに揃えるかは悩みどころですが、感覚としては袖丈はあまり気にせずにお召しになる方の方が多そうです。


■身幅は前幅22.5cm-24cm程度、後幅は30.5cm程度

着物の身幅は洋服と違ってかなり融通が利きますが一応標準としては前幅22.5cm-24cm程度、後幅は30.5cm程度となります。ただし、これはカジュアル用の小紋や紬の話であって訪問着などフォーマル用のものは少し考え方が変わってきます。

訪問着や留袖は一般的に「絵羽柄」と呼ばれており、着物を広げると一枚の絵になるような柄が描かれており、これはあくまでも製造時に想定されていた体型に合わせて柄付けされるものであっていくら別誂えといえど体に合わせて仕立てるわけではないのです。ですのでかなりスリムな方が別誂えしたとしてもあらかじめ想定された寸法で仕立てられます。例外としてかなり体格のいい方に限り、そもそも着られない寸法のものは意味がないので多少柄がずれても身幅を広げる場合があります。

絵羽ものに関してはそういうものですので、リサイクル着物も当然そういった寸法に仕立てられております。ですのでややふくよかな方がご自身に合うものを探しても、その想定よりも広い寸法のものはどちらかといえば少ないですので多少狭いのを承知で着用する必要があるかもしれません。

これら以外の寸法については、合わせればより着やすいですがあまり気にしなくても破綻するというほどのものではございませんのでそれほど考慮しなくてもいいと思います。



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